猫ちゃん脱臼で鳴く。後ろ足引きずる症状が治るまでの治療記録1ヶ月

あなたの猫ちゃんが脱臼して

治るかどうか心配だと思います。

 

私が関わった猫ちゃん治療の時

飼い主さんが感じていた不安。

私から見て大丈夫かな?

と感じていた2つの不安がありました。

 

でもネットではなかなかどういう経過を

辿って治るのかを知ることが

出来ませんよね。

 

なので前に私が出会った

2ヶ月の脱臼猫ちゃんの治療記録

を書こうと思います。

あなたの参考になれれば嬉しいです。

 

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脱臼報告~整復まで

ある農家さんの猫ちゃんが

「後ろ足を引きずる」

と報告を受けました。

 

行ってみると左の後ろ足が

全く動かない状態でした。

それでも足を引きずりながら

こっちに歩いてきて「にゃー」

と小さい声で鳴いていました。

 

脱臼と判断するにはレントゲン

があれば一発でわかりますが、

田舎でかつ牛を相手にしている

環境では触ること以外にありません。

 

なので後ろ足のふとももの骨の

一番上側を触ってみました。

外側にポコッと膨らんでる部分があり、

そこの部分を持って動かしてみると

簡単に動きます。

 

股関節にキッチリはまっている

足なら動きません。

完全に股関節の脱臼でした。

他の部分は痛がらないので、

骨折は無さそうでした。

 

レントゲンがない動物病院は

ないと思うので、安心です。

 

脱臼の整復は全身麻酔でやるので、

まず健康チェックです。

image1

うん、1,2kgぐらい。

あまり小さい子に全身麻酔を

かけたくありませんでしたが、

今考えればかけるべきだと思います。

 

整復している時に痛いみたいで

鳴いていたからです。

股関節にはめようと力をかける度に

鳴かれるので一瞬ためらって

しまったほどです。

 

麻酔は怖いというイメージ

あるかと思いますが、

猫は痛みに強い動物なので、

あれほど鳴くということは

相当な痛みだと思います。

なので全身麻酔は必要です。

 

家庭で脱臼だと思っても治そうとせず、

必ず病院で整復してもらって下さい。

激しい痛みはその後の回復にも

関わってきてしまいます。

 

お仕事も忙しいと思いますが、

有休をとるのをおすすめします。

できるだけ早く治したほうが

いい怪我だからです。

 

包帯で固定~外すまでの1週間

後ろ足を股関節に収まったら、

包帯で巻いて固定します。

なぜかというと正しい形で

関節回りの靭帯や組織を

作れるようにするためです。

 

脱臼をしてしまった時点で、

関節回りの支えていた組織は

グチャグチャになってます。

 

後ろ足だけはめ直しても、

支える組織が元に戻らないと、

またすぐ脱臼してしまうのです。

image2

このようにケージの中で1週間の間

包帯を巻いたまま過ごしてもらいました。

 

3つの足だけで大丈夫なのかな?

と思うかも知れませんが、

大丈夫です!

 

猫ちゃんは平気で歩きます。

心配ないです。

 

これから1週間ケージで暮らすので、

ケージの中での普段のご飯やトイレ

気を使ってあげてくださいね。

 

トイレはケージの中がベストですが、

サイズ的に無理ならいつものしたくなる

タイミングで連れて行ってあげても

いいと思います。

 

大事なことはストレスを極限まで、

減らしてあげることです。

人間も一緒ですが、

ストレスは治りを遅くしてしまいます。

 

今回の猫ちゃんは5匹兄妹で、

整復したときは猫風邪が流行っていました。

もちろんこの猫ちゃんも掛かりましたが、

ケージの中は初めてでストレスにだったのか、

一匹だけ風邪が長引いてしまいました。

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ケージの中で3週間過ごします

image3

ついに1週間が経ち包帯が取れました

足が青いのは脱臼とは全く関係ないです。

不安そうに足を付いて立っていました。

 

新しく出来た組織も、これから動くことで

動きに合うようになってきます。

包帯は取れてもまだ走り回るには

早いので、万全を期すまでケージです。

 

これからは実際に足を付けての生活

になるので、床に足の負担にならない様

滑らない敷物を入れてあげると

治りは早いと思います。

 

常にケージの中だと、今まであなたと

触れ合って来た猫ちゃんなら不安に

感じてしまうかもしれません。

 

仕事に行く前や帰って来た後に

膝の上で撫でてあげるのも

良いと思いますよ。

 

この期間はケージ外ではリードを使って

歩くのを補助してあげる期間です。

リードがなかったり、補助が難しい

生活リズムならケージの中で過ごすのが

療養に適してます。

 

こうしてケージの中で3週間

過ごしてもらいました。

 

脱臼からの復活&2ヶ月経過報告

ついに整復してから約1ヶ月で

ケージ生活が終わりました。

 

でも飼い主さんから報告を受けました。

「足を外側から回すように運んでいる」

 

行ってみると、右足は真っ直ぐ前に

運ぶのに対して、脱臼した左足は

外から回すように前に運んでいました。

 

ここまで療養してきたのに

この状態を見れば、あなたも

とても不安になると思いますが、

安心してください!

 

股関節回りの組織が再生しましたが、

動きに馴染んでいないだけです。

この猫ちゃんの場合は、

2,3日してまた見に行くと

しっかりと治っていました。

 

そしてそれから時が過ぎて、

整復から2ヶ月以上経ちますが、

今でも元気に暮らしているそうです^^

 

伝えたいこと

ケージに入っている期間が長いので、

あなたも不安になってしまうと思います。

でもしっかりとここで治すことが、

また再発するのを防いでくれます。

 

脱臼は不完全なリハビリをすると、

癖になって繰り返してしまいます。

その度に麻酔のリスクがありますし、

それでも治らなければ骨を切る手術

が必要になってきてしまいます。

 

整復よりも大変なことなので、

あなたの猫ちゃんにも大きな

負担になってしまいます。

あなたの経済的にも負担を

かけてしまうことになります。

 

もちろん獣医師の技術も関係

してくることではありますが、

指示された安静期間を十分に

守ってくださいね。

 

まとめです

  • 足を引きずるなら早めに病院へ
  • 過ごすケージの中を整えてあげる
  • ストレスを感じないように接する
  • 歩く姿の違和感も段々と減ってくる

あなたもゆったりとした心持で

猫ちゃんに接してあげると、

猫ちゃんも安心できると思います。

 

この先も猫ちゃんと幸せに

暮らして下さいね^^

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